2010年 04月 20日
ホームコンサート その2 |
本当の意味でリードオルガンの修理や調律ができる職人は、もう日本にはほとんどおられないらしいです。その数少ない職人のY氏。道具一式を積み込んだ車に乗って日本中を回っておられるそうです。それでも10年先までこなしきれないほどの仕事をかかえておられるのだそうです。この日の調律のポイントは、競演するチェロの響きに負けない低音だそうです。そんなことできるのかなぁという素人の心配など意に介する様子もなく、黙々と調整を続けておられました。
開演5分前をきった頃、再びふたを開けて調整が始まりました。どんな小さなことでも妥協しない、そんなオーラを放ちながら、開演ぎりぎりまで調整は続きました。そんな作業の一部始終をすぐ横で見学できたことは、音楽を聴いたことと同じくらい感動的な体験でした。
Leica M7
リードオルガンほど繊細な楽器はない、と断言されるY氏。調律されたリードオルガンの音色のなんと素晴らしかったことか。写真に音が写らないことが本当に残念と感じたほどでした。
開演5分前をきった頃、再びふたを開けて調整が始まりました。どんな小さなことでも妥協しない、そんなオーラを放ちながら、開演ぎりぎりまで調整は続きました。そんな作業の一部始終をすぐ横で見学できたことは、音楽を聴いたことと同じくらい感動的な体験でした。
Leica M7
リードオルガンほど繊細な楽器はない、と断言されるY氏。調律されたリードオルガンの音色のなんと素晴らしかったことか。写真に音が写らないことが本当に残念と感じたほどでした。
by aka0326
| 2010-04-20 00:41
| Summilux 35 w. Eyes