2007年 09月 09日
ナナフシ |
みなさんは、ナナフシという不思議な昆虫を知っていますか?木の枝のような昆虫で、木の枝になりすまして敵をやり過ごす得意技をもっているちょっとかわいいやつです。それが最近、私のオフィスビルの入り口付近に出没するのです。
そこで、息子に「ナナフシってしってるか?」と聞いてみました。すると、虫の図鑑(絵本?)をもってきて「これか」と聞いてきました。
「そうそう、おとうさんの仕事のところにいるんだよ」というと目を輝かせて捕まえに行くというのです。
あまり真剣なので、「虫かごかしてくれたらつれてきてあげるよ」というと、いきなり庭に飛び出して、虫取りあみと虫かごをもってくるではないですか。
こういう時の素早い行動には本当に驚かされます。
とりあえず、ナナフシは手で捕まえられるからと説明して虫かごだけを借りて職場に向かいました。
ところが、「ナナフシがいない!!」のです。ここのところ見かけていたところを丹念に探したのですが、ナナフシがいないのです。これには参りました。図鑑とあみを片手に家を送り出してくれた息子の顔と、がっかりして泣いている顔が同時に頭に浮かびました。「虫のくせに、日曜日だからって休むなよ」そんな気持ちで探すことしばし。いました。いつも来ていたところのそばの木で木の枝に化けていたのです。本当にわからないものですよ。
それにしても無事捕まえられてよかった。
今日は、ハッセルクラブの写真展最後の日曜日だったこともあり、仕事を午前中で切り上げて会場に向かいました。駐車場の車の中ではナナフシが熱中症で死んでしまうかもしれません。そこで、虫かごをもって会場に行きました。みなさんが何事かと集まってきました。ことの顛末を説明すると一同大爆笑、そして大いに同情してくださいました。それからはみんなまるで虫博士になったかのように、水をやらないと死んでしまうと心配してみたり、かごから出して写真を撮り始めたり、一匹の虫で会場は大変盛り上がりました。
そのあと家内とやってきたわが家の虫博士は図鑑を片手にナナフシの一番前の足が、足なのか手なのかということについて、おじさまたちと論争していました。息子があまり必死になって「足だ!!」と主張したのがかわいかったらしく、おじさまたちは「手だよ!!」と譲らず、会場はとてもにぎやかなことになりました。
家に帰って息子とお風呂に入ったとき、「今日、おじさんたちにナナフシのは足だって教えてあげた」と息子は満足そうに話しておりました。
一日中、おそらく一番迷惑だったであろうナナフシ君はわが家の庭で自由の身になりました。「またあそびにきてね!」といっている息子の後ろ姿を見ながら、きっともうきたくないだろうなぁと思いました。
ハッセルクラブの写真展のことですが、好評をいただいて終了することができました。フォトリンクの大学生たちがたくさん会場に来てくださり、例年になく若い方にご来場いただくことができました。ハッセルブラッドの魅力や写真の楽しさを少しでも伝えることができたらうれしいと思います。若い方の中からハッセルブラッドで写真を撮ってみたいと思う人が1人でも出てきてくれたらうれしいなと希望をもった写真展になりました。
ハーブガーデンにて
Leica M7 Summicron 35mm F2 (7枚玉)
そこで、息子に「ナナフシってしってるか?」と聞いてみました。すると、虫の図鑑(絵本?)をもってきて「これか」と聞いてきました。
「そうそう、おとうさんの仕事のところにいるんだよ」というと目を輝かせて捕まえに行くというのです。
あまり真剣なので、「虫かごかしてくれたらつれてきてあげるよ」というと、いきなり庭に飛び出して、虫取りあみと虫かごをもってくるではないですか。
こういう時の素早い行動には本当に驚かされます。
とりあえず、ナナフシは手で捕まえられるからと説明して虫かごだけを借りて職場に向かいました。
ところが、「ナナフシがいない!!」のです。ここのところ見かけていたところを丹念に探したのですが、ナナフシがいないのです。これには参りました。図鑑とあみを片手に家を送り出してくれた息子の顔と、がっかりして泣いている顔が同時に頭に浮かびました。「虫のくせに、日曜日だからって休むなよ」そんな気持ちで探すことしばし。いました。いつも来ていたところのそばの木で木の枝に化けていたのです。本当にわからないものですよ。
それにしても無事捕まえられてよかった。
今日は、ハッセルクラブの写真展最後の日曜日だったこともあり、仕事を午前中で切り上げて会場に向かいました。駐車場の車の中ではナナフシが熱中症で死んでしまうかもしれません。そこで、虫かごをもって会場に行きました。みなさんが何事かと集まってきました。ことの顛末を説明すると一同大爆笑、そして大いに同情してくださいました。それからはみんなまるで虫博士になったかのように、水をやらないと死んでしまうと心配してみたり、かごから出して写真を撮り始めたり、一匹の虫で会場は大変盛り上がりました。
そのあと家内とやってきたわが家の虫博士は図鑑を片手にナナフシの一番前の足が、足なのか手なのかということについて、おじさまたちと論争していました。息子があまり必死になって「足だ!!」と主張したのがかわいかったらしく、おじさまたちは「手だよ!!」と譲らず、会場はとてもにぎやかなことになりました。
家に帰って息子とお風呂に入ったとき、「今日、おじさんたちにナナフシのは足だって教えてあげた」と息子は満足そうに話しておりました。
一日中、おそらく一番迷惑だったであろうナナフシ君はわが家の庭で自由の身になりました。「またあそびにきてね!」といっている息子の後ろ姿を見ながら、きっともうきたくないだろうなぁと思いました。
ハッセルクラブの写真展のことですが、好評をいただいて終了することができました。フォトリンクの大学生たちがたくさん会場に来てくださり、例年になく若い方にご来場いただくことができました。ハッセルブラッドの魅力や写真の楽しさを少しでも伝えることができたらうれしいと思います。若い方の中からハッセルブラッドで写真を撮ってみたいと思う人が1人でも出てきてくれたらうれしいなと希望をもった写真展になりました。
ハーブガーデンにて
Leica M7 Summicron 35mm F2 (7枚玉)
by aka0326
| 2007-09-09 20:42