2007年 08月 30日
銀塩写真とアニメ |
アニメのセル画がなくなる!?そんなニュースが新聞に出ていて、何となく他人事ではない気がしました。最近のアニメーションがコンピューターで作られているのは知っているつもりでしたが、いま、セル画でアニメーションを作っているのはさざえさんだけになっているそうです。「セル画の映像は微妙に線が揺れ、温かみのある画像になる。それが視聴者に安心感を与える」のだそうです。
「1秒間に24枚、1話で約1400枚のセル画を使い撮影される。フィルムを回す過程でも微妙な揺れが生じ、味わいを深める」どこかで聞いているような話と似ていると思いませんか?
「ハイビジョン映像は精細な映像を表現できる半面、セル画との相性は良くない。静電気で付いたチリが見えたり、厚みによる影で輪郭がぼやけたり、色のばらつきが見えたりする」そうで、視聴者からの評判もよくないのだとか・・・。
セル画専用の絵の具もピンチだそうです。「大手の太陽色彩(東京都板橋区)はピーク時に月2000万円あった売り上げも、今や50万円だという。北村繁治社長は「日本の文化。蓄財を切り崩しても絵の具作りを続けたい」と話す。」
ここまでくるとギンエンとデジの間で揺れている今の写真の世界とあまりに似ています。
また一つ、なくなってほしくないものが、私たちの知らないところでなくなって行こうとしています。寂しいですね。
Leica M7 ルサール F 5.6 400TX
写真展に来てくださった最初のお客様・・・岡山ハッセルクラブでご一緒させていただいているお友達でした。とてもうれしかったです。
「1秒間に24枚、1話で約1400枚のセル画を使い撮影される。フィルムを回す過程でも微妙な揺れが生じ、味わいを深める」どこかで聞いているような話と似ていると思いませんか?
「ハイビジョン映像は精細な映像を表現できる半面、セル画との相性は良くない。静電気で付いたチリが見えたり、厚みによる影で輪郭がぼやけたり、色のばらつきが見えたりする」そうで、視聴者からの評判もよくないのだとか・・・。
セル画専用の絵の具もピンチだそうです。「大手の太陽色彩(東京都板橋区)はピーク時に月2000万円あった売り上げも、今や50万円だという。北村繁治社長は「日本の文化。蓄財を切り崩しても絵の具作りを続けたい」と話す。」
ここまでくるとギンエンとデジの間で揺れている今の写真の世界とあまりに似ています。
また一つ、なくなってほしくないものが、私たちの知らないところでなくなって行こうとしています。寂しいですね。
Leica M7 ルサール F 5.6 400TX
写真展に来てくださった最初のお客様・・・岡山ハッセルクラブでご一緒させていただいているお友達でした。とてもうれしかったです。
by aka0326
| 2007-08-30 00:20